山スキーデビュー戦「山スキーを学ぼう!」開催速報
至仏山登山口付近に集合し、まずは櫻澤委員長から山スキーの話。
「山スキーは滑るというより、歩き登山では行けないような遠い雪山に行くための手段」。
まさに山屋さんの言葉に納得。スキーは浮力も登降スピードも歩きに比べ断然勝るため、奥深い山まで行って帰って来られるのだ。
さらにシールの張り方やシールワックスの話などの後、ビーコンチェックをしていざ出発。
予報に反して天気は高曇りで弱風、暑くも寒くも無く、非常に快適だ。
シール登降方法、ポールの持ち方、服装などの基本を聞きながら登り、
途中天然ハーフパイプでボードの参加者が滑りを披露してくれた。(中略)
いよいよ至仏山の大斜面の滑走だ。ワル沢方面を目指し一人一人スタート。
重重なザラメで、山スキー初心者の方は特に滑り憎そうではあったが、広々とした大斜面を滑るのは爽快だった。
樹林帯まで降りたところで大斜面を見ながらお昼休憩を取った。その後は快適なツリーランを楽しみ、ワル沢を渡るところで終了。
沢は埋まっていて渡渉無し。シールを付け、小一時間で鳩待峠に登り返した。(遭難対策委員会 赤木 修)
*全文は7月発行の『山岳ぐんま』135号に掲載します。